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□都立工芸高校の膜天井プール

計画地  :東京都文京区
主要用途 :高等学校
構造   :鉄骨鉄筋コンクリート造
対象諸室 :プール(25m)
天井高    :最大4・4m
2020年竣工

 

校舎の非構造部材の耐震化を目的に実施された室内温水プールの天井改修で「不燃膜天井システム」を提案した。改修前の天井はアルミパネルを敷いた吊り天井式で、金物を使用するため重量があり、落下した場合危険も伴う。そこで膜天井にすることで屋内プールのような広い空間でも、軽くて丈夫な天井が実現できる。プールに必要な天井高を確保しつつ、シートの白さから水の反射もゆるやかに感じられ見た目の感覚的にもフラットな膜天井の方がより安心感があり、シャープで美しい天井面 を表現することができた。

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